【USUM S14 使用構築】Pureガルランド 【最高1885 最終1822】

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はじめましての方ははじめまして。前回も読んでくださった方はお久しぶりです。ちかいです。

結果を残したというわけではありませんが、僕自身の記録として、また、毎日僕の記事を読んだくださる方がいらっしゃり、ポケモン界隈の盛り上げに微力ながらも貢献できたらと思い構築記事を書かせていただきます。

最後まで読んでいただけると幸いです。

 

以下常態で失礼します。

 

構築経緯

S12,13でガルランドが台頭しており、特にS13で結果を残している方が多くいたので「ついにガルーラにも時代が来た」と思い喜んでこの構築を使うことにした。結果を残した構築には従来の猫ガルーラ+HBランドのものと、グロパンガルーラ+剣舞ランドのような崩しに重きを置いたものの2種類存在していたが、使い慣れている従来のものを使うことを選択。ガルランドゲコガルドまではどの構築にも採用されていたのでここまでは確定とし、残りの2枠を考えた。

ここまででは受け重視の構築を崩すことができず、水にも弱いのでデンジュモクを採用。前回の記事執筆時の活躍、ここまでで低めのSを補える点も評価しエスパーZで採用した。残り1枠には色々なポケモンを削ることができ、汎用性が高く、猫騙しや身代わり等との相性も良い呪いミミッキュを採用した。形式上3Zになるが、ゲッコウガデンジュモクが本命であり、ミミッキュのZは補助的なものだと考え、特に問題はないと判断した。

これでしばらく回していたが、デンジュモクエスパーZが思うように機能せず火力が欲しい場面も多かったので電気Zに変更したところ求めていた通りの性能を発揮してくれ、綺麗にはまった。

結果としてゆかいさん(@abclil)がS12で使用した構築と同じものになった。

 

ゆかいさんの記事はこちら↓

【S12最高最終2109】ガルランドスタンダート【最終37位】 - 砕けるダイヤモンド

 

パーティ紹介

 

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ガルーラ@メガストーン 肝っ玉→親子愛

性格:意地っ張り

実数値:207(212)-191(228)-120-×-129(68)-120

技構成:恩返し/不意打ち/炎のパンチ/猫騙

調整意図:

♢A:カプ・テテフを恩返しで確定1発

♢HD:C147カプ・コケコのEFZ10万ボルト確定耐え

C211メガリザードンYの晴れオーバーヒート13/16耐え

 

この構築の唯一のメガ枠であり相棒枠。

構築上リザYが辛いので、オバヒも耐えられるようにDに振ったこの型で採用。

Z技や先述のリザYのオバヒのような高火力技、積んだ後の技も耐えられるほど耐久が高く、対面性能が非常に高いので多くの構築に対して選出していた。様々なポケモンと撃ち合えるので、どのポケモンを役割対象にするべきなのか考えて立ち回るようにしていた。

また、猫騙し+不意打ちによる縛り性能も高く、毒々や呪いも絡めて多くのポケモンを処理することができた。HPが残り少なくても猫騙しを複数回撃って相手を処理する役割があるので、できるだけこのポケモンを残し、数的不利を取らないように心がけていた。

勝てるかどうかはこのポケモンにかかっていると言っても過言ではない。

 

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ランドロス@半分回復実 威嚇

性格:呑気

実数値:196(252)-165-156(252)-125-101(4)-99

技構成:地震/蜻蛉返り/めざめるパワー氷/毒々

調整意図:

♢HB:A156ミミッキュの+1ミミッキュZ確定耐え

 

前から使いたいと思っていた呑気めざ氷ランド。ガルーラが不利を取った際の引き先として非常に優秀であり、マンダ軸やロップ、バシャーモ等の高速物理格闘枠はもちろん、電気や地面の一貫を切ったり、蜻蛉返りでサイクルを回したり、有利対面を取ったりする等多くの役割があったのでほとんどの構築に対して選出していた。

めざ氷があるおかげでボーマンダに対して後投げから対処がしやすくなり、身代わりの起点にされる心配もなくなったのでマンダ軸に対する立ち回りが楽になった。ランドミラーにも強いと思っていたが、相手のランドもめざ氷を持っている場合も多く、絶対に有利とは言えなかった。

毒々はマンダに対してはもちろん、後述のギルガルドと毒サイクルを形成したり、今期多く存在していたカビゴンを崩すためにも必要だった。

ガルーラほどではないが、このポケモンの活躍度合いも勝てるかどうかに関わってくる。

 

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ゲッコウガ@水Z 激流

性格:控えめ

実数値:147-90-87-170(252)-92(4)-174(252)

技構成:熱湯/水手裏剣/ハイドロカノン/身代わり

調整意図:

♢A:個体値0。身代わりがイカサマ確定耐え

♢HD:C192メガルカリオの真空波13/16耐え

 

カバリザに強くし、崩し性能を高めるために激流水Z。カバリザを含む水の一貫性が高い構築に選出していた。

熱湯に関しては、ハイドロカノン、水手裏剣共に安定して連打出来る技ではないので、Zを撃たなくても地面枠や炎枠、鋼枠を相手にできるこの技は有用な場面が非常に多かった。

初めて控えめの個体を採用したが、激流水Zで無振りのリザYを確1にでき、火力も高く保てるのでとても評価が高かった。

相手のレヒレナットレイをはじめとする耐久草枠に何もできず、起点にされ得るのでそのような構築には極力選出しないようにしていた。

 

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ギルガルド@食べ残し バトルスイッチ

性格:臆病

実数値:161(204)-49-173(20)-71(4)-174(28)-123(252)

技構成:シャドーボール/毒々/身代わり/キングシールド

調整意図:

♢H:16n+1

♢A:個体値0。身代わりがイカサマ確定耐え

♢B,D:ダウンロード意識でB<D

♢S:最速

 

ランドロスに次ぐ、ガルーラが不利を取った際の引き先。結果を残している構築にこの型が多かったので採用してみた。初めは他の型に比べて火力もなく耐久もないこの型の強さを疑っていたが、使ってみると本来不利をとるヒトムやランドロスを上から毒殺できたり、準速キノガッサやABミミッキュに上から行動できたり、ギルガルドミラーで確実に上を取れ有利に試合を運ぶことができたり等S振りの恩恵を充分に受けることができ、強さを実感した。

メガメタグロスカプ・テテフフェローチェルカリオ入りやポリゴン2クレセリア等起点にでき、毒で崩したいポケモンがいるパーティに加え、特殊技に対する引き先が欲しい場合やガルランド@1で他がしっくりこない場合などにも選出していた。

 

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デンジュモク@電気Z ビーストブースト

性格:控えめ

実数値:187(228)-×-94(20)-220(52)-96(36)-125(172)

技構成:10万ボルト/めざめるパワー氷/エナジーボール/蛍火

調整意図:

♢HB:A197メガメタグロスメガボーマンダ地震15/16耐え

♢HD:C200カプ・テテフのPFサイコキネシス15/16耐え

♢S:最速テッカグヤ抜き

♢C:電気Zでカプ・テテフ確定1発

電気Zで167-131メガメタグロスを15/16で1発

+3十万ボルトでH167ギルガルドを14/16で1発

+3電気ZでH252振りフシギバナナットレイを確定1発

+6電気ZでD252振り奇跡ラッキーを確定1発

 

受け回し構築を破壊する枠であり、レヒレ入り等ゲッコウガを出せないような構築に対する崩し枠でもある。ダメ計を見ての通り、崩せないものはないと言っても過言ではなく、蛍火電気Zで相性関係なく倒せる。

受け回し構築やレヒレ、カグヤ、ムドー入りに加え、対面的な駒としてグロス軸やロップ軸のようなスタンパにも選出していた。

エナジーボールの枠は身代わりと一長一短であるが、めざ氷が有効でない地面枠に打点を持つことができ、選出のしやすさは上がった。特に、雨が降ってない状態のメガラグを上から落とすことができたのが大きかった。

 

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ミミッキュ@ミミッキュZ 化けの皮

性格:陽気

実数値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)

技構成:じゃれつく/呪い/身代わり/痛み分け

 

汎用枠であり、呪い、痛み分けで他で対処できないポケモンを削る。化けの皮+ミミッキュZにより対面性能もある程度確保できており、ガルーラのように多くのポケモンを相手にすることができた。

受け回し構築には基本的に選出するが、それ以外は特定のポケモン、構築に対して選出、というよりは他のポケモンを選出しても勝てそうにないときに選出していた。選出する場合は初手がほとんど。

じゃれつく及びミミッキュZを打つ機会はそれほどないが、ないとバンギラスが重かったり、崩しのタイミングを逃したり、あるいは対面性能が著しく低下したりするので必須。

受け回しに選出した際、相手も再生力や回復技+交代で対応してくるので、少なくとも呪いと身代わりのPPは増やした方が良い。

 

選出

基本は

ガルーラ+ランドロス@1

ガルーラ+ギルガルド@1

 

2Z選出(ゲッコウガ+デンジュモクデンジュモク+ミミッキュ)も躊躇わずにしており、1試合だけではあるが3Z選出をしたこともあった。

一般的なパーティに対する選出の一例を紹介する。

 

マンダ軸、ロップ軸→ガルーラ+ランド@1

カバリザY→ガルーラ+ゲッコウガ@1

グロス軸→ガルーラ+ガルド@1もしくはジュモク+ランド@1

クチート軸→ガルーラ+ランド+ガルド

積み展開系→ガルーラ@2

砂パ→ガルーラ+ランド+ゲッコウガ

雨パ→ガルーラ+ランド@1

受け回し→ミミッキュ+ジュモク@1

 

重いポケモン・構築

・格闘Zゲッコウガ

ガルーラ(とカビゴン)をメタりに来ているポケモン。初見殺し的な面が強く、ゲッコウガの型の多様性もあって型読みをするのは不可能なので、ガルーラが飛ばされ即負け。

 

・ゴツメ枠

ガルーラメタのランドや今期は当たっていないがリフレクタージャローダ等。カバやクレセのように予めゴツメを想定でき、対抗手段がある場合は別。生き残っている限りガルーラで攻撃しづらくなる上、この削りによってガルーラが役割を果たせなくなるとキツい。

 

・高確率催眠

ビビヨンや今期は当たっていないがモロバレル等。催眠を無効化できるポケモンがいないので、基本的に誰か1匹は眠ることになる。

 

・不意の特殊

特殊メガマンダやめざ氷バシャーモ等。物理型を想定してこれらのポケモンランドロスを後投げすると返り討ちに遭う。これらのポケモンは本来の物理型に比べて火力が低いのでガルーラでどうにかなる場合もある。

 

・雨パ

構築が水の一貫性が高く、ガルランドで一度雨を枯らすことはできるが複数回展開されると上から殴られて負け。特にナットレイ入りのものはキツい。無茶苦茶なのは承知の上だが、デンジュモクを出すのが一番勝てる可能性が高い気がする。

 

・ラティハッサムヒレサンダーランドドラン

相性補完が優れており、非常に相手にしづらい。デンジュモクを絡めたいが、他はそれぞれいずれかのポケモンにめっぽう弱く、全ポケモンを満遍なくカバーできる選出が思いつかない。選出が噛み合えば勝てるが、そうでないとずるずるとサイクルを回される。

 

以下敬体に戻します。

 

結果・後語り

結果は最高1885、最終1822でした。

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中頃までなかなか勝てず、1700に乗るのに非常に苦労して心が折れそうにもなりましたが、なんとかここまで上げることができました。

しかし、これまでの最高レートを超えることができず、1900チャレンジでプレミをして負けたこともあって、非常に悔しいシーズンとなりました。

完全オリジナルでなく、結果も残していないのにこんなことを言うのはおこがましいですが、パーティそのものは強く、手に馴染んでいたので経験値次第でもっと勝てていたように思います。今期は3ヶ月もあり、春休みということもあって時間的余裕はあったにもかかわらず3月に入ってからレートをやり始めたのでもっと前からやって対戦数を稼いでおけば良かったなと後悔しています。

一方、S11で使用したガルランドとは名ばかりのガルーラを出さない積み展開とは違い、ガルーラを頻繁に出し、ガルーラが勝ち筋に直結する構築を使えたのはとても楽しく、「相棒が活躍してる!」と嬉しくなりました。この点は非常によかったと思います。

最後に、今期対戦してくださった方々ありがとうございました。

 

質問や意見、感想などは気軽にコメント欄、もしくは下記の僕のTwitterや質問箱までお願いします。

Twitter:@chikai_garuler

質問箱:https://peing.net/ja/chikai_garuler

 

ご報告

皆さんには特に関係ない話なのですが、一応この場で報告させていただきます。

僕はリアルの都合により、これからしばらくゲームができなくなります。もしかしたら7世代のレートもこれが最後になるかもしれません。

とは言え、ポケモンというゲームが大好きなので7世代中にせよ、8世代に入ってからにせよレートはやっていくつもりです。

その時はまたよろしくお願いします。

 

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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エルレイド「あの……なんか忘れてない?」