【USUM S11 使用構築】呪水雷炎ガルランド【最高1890 最終1873】

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皆さま、はじめまして。ちかいと申します。

以前からブログの執筆に興味があり、また、自身の目標を達成することができたので、今回構築記事を書かせていただきます。

稚拙な箇所もあるかと思いますが、読んでいただけると幸いです。

 

以下、常態で失礼します。

 

構築経緯

ガルーラ軸が最も使い慣れているので、今期もガルランドを使用することにした。当初はガルランドゲッコを使用していたが勝つことができず、水Zゲッコウガがあまり刺さっていないと感じた。そこで、HAガルーラ+HBランド+残飯ガルド+呪い痛み分けミミッキュという過去に多くの方が結果を残している構築の形を取り、そこから構築を組み始めた。

この4匹では受けループを始めとする受け構築に弱いと考え、ここまででキツい水枠にも有利を取れ、高い崩し性能を持つ催眠Zデンジュモクを採用した。もう1枠には、パーティに鋼に有効打を持つポケモンが少ないと考え、炎枠かつデンジュモク同様多くの構築を崩せそうなウルガモスを採用し、パーティが完成した。

1800まではこの構築を使用していたが、ギルガルドの選出機会が少なく、また、相手の初手カバルドンが安定し、確実に仕事をされることが気になった。そこでギルガルドの枠を水ポケモンに代えることにし、以前から気になっており、構築単位で重いリザYにも抗える襷岩封ゲッコウガを採用した。これにより本構築が完成した。

 

パーティ紹介

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ルーラ@メガストーン  肝っ玉→親子愛  

207(212)-194(252↑)-121(4)-x-123(20)-123(20) 

捨て身タックル/炎のパンチ/不意打ち/猫騙

調整

H-D:コケコのEF10万ボルトZを最高乱数以外耐え

A:ぶっぱ

B:余り

S:準速キノガッサ抜き

 

最も使い慣れているメガ枠であり、相棒枠。
調整はパーティ単位でキノガッサに薄く、上を取れる可能性を上げたかったので、よくあるHA猫ガルーラのDを少しSに回した。
積まれた後の技をほとんど耐える耐久力と猫不意で積みアタッカーのストッパーとして主に積み展開系の構築、また、猫捨て身の対面性能で処理したいポケモンがいるパーティに出した。また、パーティ内でゲッコウガに対面で勝てるポケモンでもある。
鋼への打点を考えて炎のパンチを採用していたが、頻繁に地面枠を後出しされ、また、ボーマンダに容易に起点にされていたので、この枠は冷凍パンチの方が良いかもしれない。
 

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ランドロス@半分回復実  威嚇  

196(252)-165-156(252↑)-x-101(4)-111 

地震/岩石封じ/蜻蛉返り/ビルドアップ

 

クッション枠兼電気地面無効枠。主にガルーラが格闘枠等不利を取った際やミミッキュに後投げしていた。
ビルドアップはボーマンダの威嚇を喰らってもこの技を使うことで岩封で身代わりを割れるようになる、詰め筋になれる等のメリットがあった。積める場面はそう多くなかったが、採用する価値のある技だった。
相手のランドロスバシャーモにはこのポケモンを投げていたので、めざ氷持ちは犯罪。

 

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ギルガルド@食べ残し  バトルスイッチ  

161(204)-49(個体値0↓)-171(4)-78(60)-207(148↑)-92(92)

シャドーボール/毒々/身代わり/キングシールド

調整

こちらを参考にした

http://minoripoke.hatenablog.com/entry/2017/09/13/001901

主にテテフやグロスルカリオフェローチェあるいはポリ2などの毒で崩せる受けポケモンに後投げしていた。テテフへの後出しを安定させることを考えて穏やか個体を採用した。                                

大抵のガルドの上を取れたので、ガルドミラーは有利に立ち回れた。                               ほとんど選出しなかったので、後述のゲッコウガに代えた。

 

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ゲッコウガ@気合いの襷  激流

147-116(4)-78(↓)-155(252)-91-191(252↑)

波乗り/冷凍ビーム/岩石封じ/水手裏剣

 

型はこちらを参考にした。

http://nashikoromo.hatenablog.com/entry/2018/03/15/215152

先述のようにZで採用するつもりがなかったので襷で採用。カバリザが重く、ボーマンダへの打点も欲しかったので上記のような技構成になった。

対面性能が高く、多くの構築に初手に出していた。また、テテフのエスパー技を一貫させないための枠でもある。

パーティで重いランドロスや、ガルーラに強いバシャーモを激流水手裏剣で縛れる可能性があるので、HP1でも切るかどうかは考えて扱った。

 

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ミミッキュ@ミミッキュZ  化けの皮

131(4)-142(252)-100-x-125-162(252↑)

じゃれつく/呪い/身代わり/痛み分け

呪い痛み分けで相手のタイプを問わず削ることができるので、出し負けが少なく、ゲッコウガ同様初手枠として出していた。裏のポケモンの障害になりそうなポケモンを削ったり、呪い+ガルーラの猫騙しで積みポケモンの無双を阻害したり、デンジュモクのビーストブーストの起点を作ったり様々な役割を担っていた。

また、相手にバンギラスがいる場合は他に打点を取れるポケモンが少ないので、HPがわずかでも残すことを心がけていた。

 

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デンジュモク@エスパーZ  ビーストブースト

189(244)-×-100(68)-194(4)-92(4)-139(188↑)

10万ボルト/めざめるパワー氷/催眠術/蛍火

調整はこちらを参考にした。

http://huyunoyuki1225.hatenablog.com/entry/2018/04/10/190839

本構築の圧倒的MVP。催眠Z+蛍火を積むことができれば、当初の役割対象であった受け構築以外にもあらゆる構築を破壊することができ、とても強力な勝ち筋だった。

電気Z身代わりの型とどちらを採用するか迷ったが、あちらの場合受けポケモンをより確実に起点にすることができるが、デンジュモクの上を取れるポケモンに簡単に潰され、受けポケモンを出してこない時は腐り気味だったので、一度展開することでスカーフ持ち以外の多くのポケモンの上を取れ、受けでないポケモンにも役割を果たしやすいこちらの型を採用した。結果、先に展開することでリザYなど本来不利なポケモンにも有利を取ることができるようになった。

催眠術をよく当ててくれ、このパーティの勝率に大きく貢献していた。

蛍火を積んでもヒードランギルガルドのような硬い鋼枠は一撃で落とすことができないが、最低限の耐久と催眠術の眠りと合わせると突破できないことは少なく、止まり得るポケモンマンムーとラッキーぐらいだった。

 

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ウルガモス@気合いの襷→半分回復実  炎の体

161(4)-x-85-205(252↑)-125-152(252)

火炎放射/めざめるパワー氷/サイコキネシス/蝶の舞

 

しっくりきていなかったが、他に採用するポケモンも思いつかなかったので最後まで採用していた。当初は襷を持たせていたが、ゲッコウガに襷枠を譲り、Z枠も空いていなかったので、発動した際にアドの取れる半分回復実を持たせた。

調整に関してはきのみなら耐久振りの方がいいという考えもあると思うが、その場合Zを撃ったデンジュモクで抜けないポケモンウルガモスで積んでも抜けないということになり、同一のスカーフ持ちで2匹とも止まってしまうということになるので、Sは振り切り。鋼枠は硬いポケモンが多く、また、サイコキネシスを撃ちたい相手には積んでいない状態でも火力を出したかったので、結果CSぶっぱになった。

炎技が火炎放射である理由は命中安定かつ、積んでいなくてもある程度火力の高い技であるから。

当初の思惑通り一度積むことができれば刺さるパーティも多かったが、このポケモン自身が猛烈にステロを呼ぶのでHPを半分にされ、積める機会は多くなかった。一方、サイコキネシスは読まれづらく、打点がない前提の行動をしてきたり、ドヒドイデウルガモスを見ている構築には簡単に勝つことができた。

デンジュモクと一緒に出し、役割集中をかけることも多かった。

選出機会も多く、このポケモン自体のスペックは十分評価しているが、いろいろ曖昧さがあったので、この構築においてはもっと適切なポケモンがいたと思う。

 

基本選出

刺さっているポケモンを出すのが基本。

 

ゲッコウガ+ミミッキュ+ガルーラ

 襷+Z+メガの対面的な選出。主に受けポケモンがいないときにする。1匹で1匹ずつ倒していく。

ミミッキュ+デンジュモク+ウルガモス

最も多かった選出で、ボーマンダ軸や受け構築など、デンジュモクウルガモスで崩せそうな構築に対してする。相手のミミッキュランドロスを警戒する場合は積みエースのどちらかがランドロスミミッキュよりもゲッコウガの方が刺さっている場合はそちらを出すというような場合もある。ミミッキュで障害になるポケモンを削り、裏の積みエースを通す。

ガルーラ+ランドロス@1

テテフ入り等ガルーラが必要なとき、天候系、積み構築、上記のどちらの選出も有効でないときなど、いろいろな構築に出す。ガルーラで相手のポケモンを処理しつつ、ランドロスでサイクルを回す。余談だが、構築名にもなっている選出にも関わらず、レートにカバルドンボーマンダがあまりに多いので、選出回数はあまり多くない。

 

重いポケモン

ヒードラン

ガルーラ、ウルガモスが完全に止められ、裏の水枠、地面無効枠等も考えるとランドロスも有利とは言い難い。素催眠も使いつつ、デンジュモクで突破していた。

速いランドロス

スカーフ持ちや襷持ちなど。勝ち筋である積みエースが2匹ともこのポケモンに弱いのでキツかった。ゲッコウガランドロスで処理するか、交換読みめざ氷を撃ったり、スカーフは切って他のアイテム前提で立ち回るなどもしていた。

カプ・テテフ

ガルーラを出したいが、大抵裏にカバルドンが控えているのでキツかった。襷と皮を消費することになるが、ゲッコウガ+ミミッキュで処理することも少なくなかった。

リザY

誰も受からず、ガルーラも裏のカバルドンで圏内に入れられる。目的通りゲッコウガで頑張るか、先にデンジュモクを展開する。

メガラグラージ

水の一貫性があるのでキツい。ランドロスでAを下げつつ、行動保証のあるガルミミゲッコで頑張る。

めざ氷バシャーモ

バシャーモにはランドロスを後投げするのを基本に立ち回るので、そのランドロスが役割破壊されると、ゲッコウガの襷かミミッキュの皮+Zのどちらかが残っていないと即負け。

 

以下、敬体

 

後語り

今期は一から考えたわけではないですが、少しは自分で考えたパーティで自己最高レートを更新することができ、非常に嬉しかったです!

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最初ガルランドゲッコを使っていたときはあまりに勝てず、どうなることかと焦りました。最終的には、レート1000位以内も達成でき、実りのあるシーズンだったのかなと思っています。

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今後はさらなる高みを目指して頑張っていきたいと思っています。

さて、初めての構築記事にいろいろ戸惑いながら書きましたがいかがだったでしょうか?

この記事を読んで興味を持ってくださった方や、ご意見、ご指摘、ご質問等ありましたらコメント欄またはTwitter(@chikai_garuler)まで気兼ねなくご連絡ください。

構築記事はここまでとなりますので、読んでくださった方、ありがとうございました!

僕のくだらない話も聞いてくださるという方はもう少しお付き合いください。

 

 

余談

僕のTNであるながみすずか(永見涼花)ですが、ラノベの「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」という作品のメインヒロインの名前から来ています。

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↑今期のファッションのモデルの涼花ちゃん

 

この作品は妹モノのラブコメで、僕がめちゃくちゃ好きで押している作品なのですが、なんとこの度、10月からアニメ化します!

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ということで、ぜひみなさんご覧ください!

そして面白かったという方はぜひ原作も手にとってみてください!

 

 

……え?この宣伝がしたかったがために構築記事書いたわけじゃないですよ?

 

 

このくだらない話まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

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